学習法自己診断室
Methodology004「英語の勉強は暗記が一番大切だ」は、正しいか?
先回に引き続き英文法学習についてです。
さて、いよいよ解説を読みます。その際、二読三読しても分からない箇所は理解しようとしてはいけません。次に進みます。
その理由は二つ。一つは文法は体系なのでその箇所だけ読んでも分からないことは幾らでもあります。他の項目を理解すると、分かることが一杯ある。
二つ目。分からないのはあなたの責任ではなくて、解説の方にあることも結構あります。問題集という限られた紙面の制約から、一定の量で解説は書かざるをえない、だから誤魔化さないと仕方がないということがあるんですね。これは著者の名誉のために言っておきますが、意図的にそうせざるを得ないのです。
だから分からない箇所があったらチェックします。いやチェックは必ずしておいてください。
それからもう一つ注意しておきますが、解説には必ず<主な類例>とか、<同じパターンをとる表現>とか、<応用形>はこうだとか、まとめが“枠囲み”で書いてあったりしますが、「へー、こんなのあるの」「これからまだこんなに憶えるものがあるのか」「今は憶えきれないな」という感じで、チェックしておくだけで結構です。いや先と同じで、チェックはするんですよ。よいですか,読みはするのです。でもまかり間違っても全部憶えようとしてはいけません。永遠に先に進めません。
そうすると、読み終わった中で半分は何とかわかるはずです。「そういう規則があるのか」「なるほどだからこれを選ぶのね」「いや知らなかった」「これは何言っているのかサッパリ分からんぞ」ということが理解できたら、しめたものです。理解度に応じて、○△×で分けておくのもよいでしょう。そして、その日はそれで終了です。
だから、問題文を暗記するとか、類例までも憶えようとするとか、そういうことをやってはイカンです。暗記ではない。理解しようとしなければ始まりません。数学の定理を丸暗記したって、それを使えるように鍛えないと意味がないのと、これは並行関係です。だって、英文法って、定理のカタマリですもの。
ではどうやって使えるようにするのか、次回は英文法学習の最後の話し。