学習法自己診断室
Methodology006「苦手科目を克服する」は、正しいか?
間違いです。得意科目を伸ばすべきです、と「受験生にも役立つ保護者のための大学受験講座」で書きましたー読んでいない方、是非とも読むべし[ここをクリック]。問題は時季です。さすがに高校3年生・再受験生の方はそうも言ってられますまい。そこで今回は2学期早々、どうすればよいかを考えましょう。
高校1年生の方、得意科目を持つべきです。どの科目でも結構、自信を持って臨める科目を一つ持ちましょう。だから、2学期の冒頭で立てるべき計画は好きな科目を作る、この1点です。必ずそれが将来に活きます。
高校2年生の方、文系・理系はもう決まったことでしょう。であれば、地歴と理科です。受験の要は、英語でも数学でもなくーア、こんなこと書くと、その筋の人から叱られるなー、地歴と理科です。理系、文系を選んだんですから、好きで得意な科目でしょ? ならば、先取り学習をしても苦にならない。うまく行けば校内の実力テストや業者の模試で好成績を上げることができるはずです。そこで、2学期の冒頭で、理科もしくは地歴の中で1科目、教科書レベルの問題を3学期の終わりまでにマスターすることを視野に入れてください。
高校3年生および再受験生の方、12月になってしまったら、二度と学習計画を立て直すことは不可能です。そこで検討すべきは月間目標を決めることです。9月はこの科目、10月はあの科目、11月はたとえば得意科目を追い込む。計画通りに事が運ばないのは、バランスよく勉強しようとするからです。それでは貴方の目指す志望大学の水準に短期で到達できない。ここまで来たら、相手に合わせて自らを伸ばしていかないと、間に合いませんゾ。コツコツやるなんてのはもっての外、集中的に取り組むことです。
最後に中3生の方、高校受験を控えているのなら、高校3年生と同様にしてみてください。中高一貫生の方なら、高校1年生の先取りです。皆に先んじて、得意科目を。
以上、今回の結論はこうです、受験勉強の要は、あなたがどの学年であろうと、得意科目であろうとなかろうと、一点突破・全面展開、これにつきます。